各拠点とのやり取りにフル活用
人との繋がりを重視した営業スタイルを実践
有限会社メカニック銚洋は海水浴で有名な九十九里浜のほど近くにある。 親会社である銚洋陸運の整備部門から独立した整備工場で、その隣接地に整備工場、道路を挟んだ斜向かいに鈑金塗装をメインとした本店、そして車で20分ほどの距離にある東金店(入庫受付、 軽板金、軽整備を行う)の3拠点体制だ。
本店、整備工場の周辺は田園地帯。恵まれた立地とは言えないかもしれないが、リピーター作りがしやすいオイルキープ会員制度など顧客との繋がりを重視した営業スタイルが功を奏して、入庫台数(月間約70台の車検)車販台数は順調に伸びてきているという。
工程管理がきめ細かくなった
拠点間のデータ連動もポイント
同社はこの10年足らずの間にコンピューターシステムを導入した。 導入当初は他社製品を使っていたが、点検記録簿の違いから4年ほど前にブロードリーフのシステムを導入。「.NS」には先月入れ替えたばかりだという。
「最新版は一般整備まで工程管理ができるようになったのがいいですね。入力ミスをしても項目が赤く表示されるので直感的に分かります」と整備士の向後修さんは語る。
同じく整備士の土屋洋介さんは、「手書きと違って字の上手下手が出ないこと、工場でタブレット入力したデータを本店に転送できるのも便利です」と語る。
また、フロントの今関吉昭さんは、「本店から離れた東金店ともデータの連動ができるのは本当に便利です。まだ入れ替えたばかりなので仕方ないですが、使いこなせばかなり色々なことができそうな奥の深いシステムだと思います」と語る。同社では今注目の故障診断機との連携オプションも導入済みで今後ますます「.NS」 活用の場面は増えそうだ。
月刊整備界 カーメンテナンスマネジメント11月号29ページより
- 導入システム
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- SF.NS
- スーパー検査員オプション
- 故障診断機連携オプション
- 予約管理オプション
- ポイント管理・オイル管理オプション
- BK.NS
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※導入事例の記載内容は、取材当時のものです。