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デジタルトランスフォーメーション

モビリティ産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進

先端テクノロジーを環境・社会課題の解決へとつなげるため、技術への投資と応用を推進しています。 ビックデータ、AIを活用した新たなサービスの開発や、豊かなライフスタイルへと導く革新的技術の実用化研究など、社会の変化をいち早く予見し、解決策を見出すためのチャレンジを続けています。


ビッグデータ活用の研究

強固な顧客基盤をベースとした膨大な自動車関連データの活用を推進し、事業者だけではなく一般消費者であるカーユーザーの体験価値を向上させるサービスの研究に取り組み、モビリティ社会の安心・安全と豊かなカーライフの創出に貢献していきます。

リコール対象車両の改修促進のためのデータマッチング
自動車メーカーから提供を受けた改修対象の車体番号と、ユーザーである全国の整備事業者が持つ車両入庫データをマッチングし、事業者別に対象車両リストを提供しています。各整備事業者はこのリストをもとに、リコール対象車両保有者への通知を行っています。リコール対象車両の改修促進を支援することにより、自動車の不具合や事故等の発生回避につなげ、モビリティ社会の安心・安全に貢献していきます。


AI(人工知能)

自動車整備には、膨大かつ複雑に関係しあう部品群から必要な部品を特定する高度な知見、ノウハウが必要であり、これらを習得するには相応の経験が必要になります。ブロードリーフは、AIを用いたレコメンドエンジンによって、膨大な整備、交換データなどを学習し、関連性・使用頻度の高い最適な部品候補をレコメンドするなど、整備による安全品質のバラツキを防ぐことで、安全・安心なクルマ社会に貢献しています。また、人手不足が課題とされるモビリティ産業界において、労働時間の短縮のみならず、人材の育成の観点からも貢献してまいります。

知的財産への投資

中期経営計画(2022-2028)を実現し、プラットフォーマーとしてのポジションを確立するために必要となる競争力や差別化の源泉は、知的財産であると考えています。知的財産の保護・活用等により、プラットフォーマーとして能動的なゲームチェンジを仕掛けていくとともに、バリューチェーンにおける影響力や決定力の強化を行うためのリソースとしていきます。

知的財産の強化方針(投資方針)
クラウドサービスの安定的な提供を実現していくため、ITプラットフォームに関わる基礎技術の積極的な保護を行ないます。また、人材あってこその知的財産であることから、会社全体の経営資本力の向上を目的とした知財教育を進めていきます。

主な取り組みは以下の通りです。

  • 目指すべく企業像からのバックキャスティングによりマテリアリティを絞り、最適な知的財産(特許、商標等)の獲得を推進する。
  • 知的財産を経営資本として資産化するだけでなく、企業価値創造に貢献するべく情報の社内共有や知財教育を実施する。
  • 事業スコープの拡大を考慮した積極的な知的財産への投資を促進する。