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有限会社タニモト自動車 様  [OSS 導入事例]

「一作業、一担当者制」で、全社員がOSSをフル活用。

昭和47年創業以来、新車中古車の販売から、車検、鈑金を手がける鳥取県のタニモト自動車。昭和61年5月より谷本研一郎社長が代表となり、一昨年には工場を増築するなど、絶えず進化を続けている。また同社では8名のメカニック全員が検査員資格をもつなど社員教育にも熱心だ。

きっかけは振興会の説明会

事業場管理責任者で1級整備士でもある伊藤さんは、「今後は業界の必需品となる」という説明に納得し、即座に朝礼で展開。社内全員の合意を得てOSSの取り組みを決めた。反対意見が出なかった背景には同社の谷本社長が徹底する「一作業、一担当者制」。すなわち、メカニックそれぞれが一人のカーオーナーに対し専任で接客から、整備、納車説明、回収までを一貫して行う文化があったからだという。こうした社風がOSSという新たな取り組みをいち早く受け入れた背景にある。

トラブルは協力体制で解決

有限会社 タニモト自動車 伊藤 和志 氏導入当初は陸運支局なども初めての取り組みだった為、関連書類のフローや、データの具体的な入力操作などで戸惑った事もあった。しかし振興会やブロードリーフなどのフォローで徐々に解消。その結果、メカニック全員が活用できるまでに時間はかからず、「今ではストレスも感じず、無くてはならない存在になった」と伊藤さんはほほをゆるめる。

ハッキリ分かった3つのメリット

メカニック全員が電子保適発行を活用するまでになった理由は「書類不備への不安が一掃されたから」だと語る。具体的には、①訂正、書損の都度手書きで記入していた適合証等交付台帳が不要になったこと。つまり、②修正に伴う二重線や修正印を押印する手間がなくなったこと。そして③実質的に、書損が無くなったこと。

従来よりシステム上で保適を発行し、台帳のみ手書きで対応していた同社でさえ、継続検査に関わる1台あたりの事務作業時間は半分以下になったという。さらに修正、書損対応がほぼ無くなることにより、従業員のストレスが大幅に軽減。全員が行う接客対応にゆとりが出来たと伊藤さんは語る。

今後の各種申請も「先取り」

国土交通省のOSS活用施策は、まもなく各種申請へ対応範囲が拡大される。現在でも「ほとんどの継続検査で電子保適を利用している」同社では、今後活用の幅を広げてお客様の満足度を更に高める方針だ。

鳥取県自動車整備振興会 三谷顧問より

本年スタートしたOSSの取り組みの中で、こうして先進的に取り組んでくれる会社があり、徐々にシステムも良くなり、現在ではトラブルがほぼなくなった。県内ではタニモト自動車以外でも保適を100%OSSに移行していただいている会社がある。
皆さんが、同じことを何回も手書きしていた事が、1回入力したら終わり、と非常に楽になり、時間的な余裕が生まれてきている。せっかく生まれた余裕を色々な勉強に使ったり、お客様との接客時間にあてたり出来るので、是非もっと多くの皆さんに取り組んで頂きたいと思います。
一般社団法人 鳥取県自動車整備振興会 講習・研修 顧問 三谷 美之介 氏

一般社団法人 鳥取県自動車整備振興会
講習・研修 顧問

三谷 美之介 氏

ユーザープロファイル

有限会社タニモト自動車

住所:鳥取県倉吉市福吉町2丁目1697-5
電話番号:0858-23-5555
FAX番号: 0858-23-5556
営業時間:8:30~17:00
工場資格:中国運輸局長指定民間車検工場


※導入事例の記載内容は、取材当時のものです。

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