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気候変動への対応

基本方針

持続的に事業を行い、価値を創造し続けていくために、気候変動によるリスクや事業への影響を特定し、適切に対応していく必要があると考えており、気候変動の影響やCO2をはじめとする温室効果ガス排出削減に向けた国の施策や社会の動向を注視し、適切に対応しながら持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指していきます。

戦略

2022年から、気候変動シナリオに記載のとおりシナリオ分析を行い、気候変動に関するリスクの影響と機会の把握をおこないました。これを契機に、気候変動に関連するリスクへの対応のみならず、サステナブルな社会の実現につながるサービスの開発を推進していきます。今後も、気候変動に伴う事業への影響を定期的に見直すことで、最新の気候変動リスクの把握ならびに機会を捉え、脱炭素活動の推進へとつなげます。また、気候変動への対応に関する情報発信を通じて、ステークホルダーの皆さまとの意見交換を深め、気候変動に対する取組み及び開示水準の向上を図っていきます。

気候変動シナリオ

気候変動問題による当社事業への影響を把握し、気候変動に関連するリスクと機会に対する当社戦略のレジリエンスを評価することを目的に、シナリオ分析を実施しました。2100年の世界平均地上気温が産業革命前と比較し上昇した4℃及び1.5℃シナリオを用いることとし、リスクと事業機会の抽出における時間軸については、2030年及び2050年でのインパクト評価としました。

気候変動に起因するリスク

分類 内容 顕在化の時期 影響の程度 対策
4°C 1.5°C
2030 2050 2030 2050
法規
  • 新たな政策や規制(炭素税、排出権取引制度、省エネ規制等)への対応に際するコスト増加
5年~ 中~大
  • 事業運営に伴う温室効果ガス排出量の更なる削減
評判
  • 気候変動対応の遅れによる社会的な信頼の低下
5年~ 小~中
  • 法規への対応状況だけに留まらない適切な情報開示の継続
物理
  • 気象災害に起因するサービス提供基盤の障害発生の増加
5年~ 小~中 小~中
  • 事業継続に関わる防災対策の継続

気候変動に関する機会

分類 内容 顕在化の時期 影響の程度 対策
4°C 1.5°C
2030 2050 2030 2050
市場
  • グリーンシティの構築に繋がるサービスの需要拡大
  • ニューリアリティを実現するサービスの需要拡大
  • 再生可能エネルギーの普及やサーキュラーエコノミーの発展に繋がるサービスの需要拡大
5年~ 中~大
  • グリーンシティの構築やニューリアリティを実現するサービスの積極展開
  • 再生可能エネルギーの普及やサーキュラーエコノミーの発展に繋がるサービスの拡充
評判
  • 気候変動対応による社会的な信頼性の向上
3年~ 小~中 小~中
  • 温暖化ガス排出低減(脱炭素)につながるサービス展開を含む情報開示の継続

(注)リスク、機会ともに、内容に記載の各項目が事業収益に与える影響を、相対的に小、中、大の3段階で評価しています。


温室効果ガス排出量(Scope1/2)の状況

 

  2021年度
(t-CO2) 
2022年度
(t-CO2) 
 Scope1(自社による温室効果ガスの直接排出)  1,085  961  
 Scope2(他社から提供された電気等の使用に伴う間接排出) 648 601  

(注)株式会社ブロードリーフの事業所を対象として算出しています。


CO2削減に向けた取り組み

IT・デジタルサービスを提供する当社が排出するエネルギー起源の多くはCO2です。

サービス運営における省エネルギー活動
1.主要サービスのITインフラをエネルギー効率の高いクラウドサーバに移行しています。

オフィスにおける省エネルギー活動
1.オフィス内の節電取り組みも日々実施しており、通年でオフィスカジュアルスタイルを導入しています。
2.コロナ禍を機に、在宅勤務やリモート会議など、社員の移動を伴わない環境に配慮した働き方を推進しています。
3.社内事務ワークのDXを推進を進め、業務の電子化を推進しています。

営業活動における省エネルギー化
1.全国拠点に配備する営業車においても、可能な限り「環境配慮車」を導入(2022年12月末実績:286台)しています。
2.購入後のサポート・サービスのリモート化を推し進め、訪問機会の現象による省力化と顧客満足度の向上に取り組んでいます。


環境保全活動

ご賛同いただけるお客さま企業と共に、環境保全活動「Grow Leaf Project」を推進しています。全国各地の被災林や開発跡地、造林未済地など森をつくるべき場所に樹を植えることで、森林再生と地域振興を目指し、生物多様性の保全や豊かな生態系を育む環境づくりにつなげます。