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有限会社クラフト 様  [OSS 導入事例]

趣味性の高いクルマこそ、安全で安心なカーライフを

平成6年創業の有限会社クラフト(藤井聡社長)は、サーキット系のイベントに力を入れる異色の指定整備工場である。創業以前、地元の認証工場で工場長を務めていた藤井社長は、「趣味性の高いクルマもしっかり車検に通る状態で安心して乗って頂ける環境づくり」のために同社を創業した。「お客様の安心」へのこだわりはチューニングに留まらず、各種オイルや、公認車検の取得、シャシーダイナモの導入など多岐にわたる。「こだわりが伝わると信頼になる」という思いを持つ同社は、県外からもリピーターがオイル交換の為に来店する盛況ぶりだ。

お客様のために国の施策を先取り

振興会の説明会で、帳票類の管理のしやすさや、台帳の電子化による書損対応の手軽さ、申請の利便性等の説明を受けた。藤井社長自ら理事を務める振興会からの要請もあった。かねてより「指定工場ならではの安心を提供したい」という強い思いがあったので、OSSの取り組みも「お客様への本質的なサービス」と、率先して導入した。
 当初は、些細なエラーもあったが、「サポートがしっかりしていたので大きなトラブルは無かった」とブロードリーフのサポート担当者を評価する。

車検コストの低減は不可能 ?

経営者としてコストカットは常に重要な課題と藤井社長は考えている。中でも「車検業務のコストカットは難しい」と感じていた。
 既にe-jibaiを導入していた同社では、電子保適の発行も「拍子抜けするほど楽」だと語る。
 具体的には「電子保適の発行で1台あたり10分から20分の作業時間が短縮できた。車検業務の効率はITインフラで、まだまだ向上できる」と断言する。

ヒューマンエラーも激減

同社から最寄りの陸運支局までは片道約100kmの距離がある。もし再提出が発生した場合、往復の移動だけでも4時間はかかってしまう。
 コンピュータから入力することで、自賠責保険の期間登録や印影が薄いなどの人的ミスに対する不安が無くなった。従来、支局に再提出となるのがプレッシャーだったが、今では「コンピューターが事前に確認してくれるから気持ちが楽になった」という。同社では、現在保適の発行をOSSに100%切り替え、「国の施策を率先して取り組んでいる自負がある」と胸を張る。

今後も積極的にIT活用

同社では「CarpodTab」も活用。来店されたお客様のナンバープレートを入力すれば、オイルの銘柄などの履歴情報がすぐに分かる。同社とお客様がこだわって利用しているオイルなどを、新人メカニックでも間違えずに対応できると高評価だ。
 今後は記録簿の電子化や車検の工程管理を電子化できる「スーパー検査員」の導入を検討している。「ITインフラでできるコストカット」を進めつつ、「お客様へ更なる安心」を提供し続ける方針だ。

部品交換などの効果を明確化し、お客様に安心して頂く為に、DynaPackを導入している。

OSS TOPICS

国土交通省が、自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)の推進策をまとめ、早期の全国稼動や利用率の向上を目指す。同省は21年度末までに登録車(排気量660cc超)の新車登録で80%、車検(継続検査)や中間登録(移転や変更など)は最大70%まで高めると目標を設定した。

出典:国土交通省「自動車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)の利用促進方策等について」
https://www.mlit.go.jp/common/001126118.pdf

ユーザープロファイル

有限会社 クラフト

代表取締役 藤井 聡 氏
住所:鳥取県米子市二本木501-2
電話番号:0859-27-9102
FAX番号:0859-27-9103
営業時間:9:00-20:00
定休日:日曜・祝日・レース等大会参加日
工場資格:中国運輸局指定自動車整備工場

※導入事例の記載内容は、取材当時のものです。

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