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PRESS2019年11月01日

Zenmov株式会社の株式取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ

株式会社ブロードリーフ(本社:東京都品川区 代表取締役社長 大山堅司 以下、ブロードリーフ)は、2019年10月31日付けでZenmov株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 田中清生 以下、 Zenmov)の株式を取得し、持分法適用関連会社としましたのでお知らせいたします。


Zenmovは、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)がフィリピンのマニラ市で実施した新公共交通システム(Mobility as a System)実証事業*1の中核メンバーにより設立されました。本実証事業の完了を受け、Zenmovが提供する近距離公共交通システム*2を、東南アジア全域に導入・普及させることを目的とした事業化を本格的に開始し、まずは、AIやIoTといったIT技術を用いた運行管理システムの年内リリースを目指します。その後、運行管理システムをLSEV(Low Speed Electric Vehicle)*3等の車両と組み合わせたMaaS(Mobility as a Service)の提供により社会課題解決に取り組みます。


ブロードリーフは、デジタルビジネスプラットフォーム“Broadleaf Cloud Platform”のサービス拡充を基本方針の一つとしており、本株式取得を機に、MaaS関連事業と“Broadleaf Cloud Platform”を連動させ、近距離公共交通システムの運行管理システムを支えるIT基盤を構築し、先端技術を応用したMaaSプラットフォームへと進化させます。

*1*2*3
用語説明参照


【Zenmov株式会社】

代表者 代表取締役社長 田中 清生
所在地 東京都港区港南一丁目9番36号 アレア品川13階
事業内容 スマートモビリティシステムの企画、開発、製造、販売


以上

用語説明


新公共交通システム実証事業(*1)

2016年10月から2018年9月まで約2年間行われた、電動三輪自動車とEVエコシステムを組み合せた新公共交通システム実証事業。電動三輪自動車と、充電設備や課金システムなどで構成するEVエコシステムを組み合わせた新公共交通システムの実証事業を実施し、その結果として「正確な定期運行」、「車両の稼働率管理」、「充電管理」、「システム(技術)の汎用化」を実現し、従来のガソリン三輪車と比べて85%以上のエネルギー消費量削減を達成した。


近距離公共交通システム(*2)

運行スケジュール(時間・ルート・編成)や運転手のシフトをAIで最適化した運行管理システムとLow Speed Electric Vehicle(*3) と呼ばれる環境負荷の低い短距離向け電動車両と組み合わせた定期運行型の交通システム。移動需要に合わせて、運行形態を柔軟に変更。多くの都市が抱える慢性的な交通渋滞、騒音、排ガス汚染といった環境問題のほか、ローカル交通の低輸送効率やラストワンマイルを埋める近距離交通網の未整備といった社会問題を、ともに解決へと導くものであり、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みでもある。


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