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PRESS2025年12月17日

ブロードリーフ、業務プロセスを証跡化する『証跡管理サービス』を提供開始
~人の手を最小限にすることで実現した高い透明性と利便性 ~

 株式会社ブロードリーフ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大山 堅司、以下 ブロードリーフ)は2026年1月16日(金)、自動車整備業・車体整備業において、業務工程・修理工程の記録とスムーズな情報共有を実現する新サービス『証跡管理サービス』の提供を開始いたします。

 本サービスは、当社の自動車整備業向けクラウドサービス『Maintenance.c 』および鈑金業向けクラウドサービス『Repair.c 』のオプションサービスです。国土交通省の「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン※1」に対応するだけでなく、業務プロセス全体で、高い透明性と証跡管理の煩雑さの解消を実現しました。

商品ページ:https://next.broadleaf.co.jp/product-evidence-management/


※1   国土交通省 報道発表資料 (2024年3月29日):https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001734259.pdf

【『証跡管理サービス』開発の背景 】
 昨今、自動車整備業・車体整備業において、適切な修理や取引が行われたことを客観的に証明する「事後検証性」の重要性が高まっています。当社はこのニーズに対応し、監督官庁や各種協会の指針に沿いつつ、現場の負担を軽減するため、以下の2つのポイントを重視して開発を行いました。

①個人の経験に頼らない、写真記録の「標準化」

従来の記録写真は、主に保険協定のために撮影されてきましたが、今後は「事後検証性」としての役割が重要になります。

例えば、パネル修正の場合、「部品取り外し」「パテ処理」「マスキング」など、記録すべき工程が多岐にわたります。

ブロードリーフは、こうした修理工程の記録・判断を現場スタッフ個人の経験に頼るのではなく、システムであらかじめ設定することで、標準化された記録を可能にするサービスを構築しました。

これにより、単なる写真管理ではなく、「修理工程が適切に行われたかを後から確認できる(事後検証性)」ことを、可能な限りスムーズに実現します。


②「点」の管理から、業務プロセスという「線」の管理へ

事後検証性の観点からみれば、これまでの一般的な管理手法では、見積内容などの「点」の情報と、受付情報や入金情報などのデータが分断されがちでした。

しかし、本来求められる透明性とは、「受付~入庫~承認〜作業~出庫~入金」という業務プロセス全体の流れ(線)の中で、整合性が取れていることです。

本サービスでは、業務フローの中に証跡管理を組み込むことで、後から振り返った際にも「業務の連続性」を自然に証明できる仕組みを目指しました。


【『証跡管理サービス』の3つの特長】
1. SDカードやPC取り込みの手作業が不要。スマホアプリ『.c mobile』で現場完結

従来の「デジカメで撮影してSDカードをPCに挿し、画像をフォルダへ移動する」という作業をなくします。

現場担当者はモバイルアプリ『.c mobile』を使用し、スマートフォンで撮影※するだけで、クラウド上の案件情報へダイレクトに画像を登録できます。

「PCへの取り込み」や「フォルダ整理」といった手作業が介在しないため、画像の取り違えや紛失を防ぎ、現場の作業時間を大幅に短縮します。

※スマートフォンの端末自体に撮影された写真は保存されません。




今後は、保存された画像データの真正性をさらに高めるために、独自の電子透かし技術を搭載することを予定しています。万が一の際にもより安心して追跡・検証ができるサービスへと進化させてまいります。


2. 「何を撮るべきか」が明確に。修理工程での撮り漏れ防止

作成された見積内容(例:ヘッドランプ取替、バンパー修理など)に応じて、システムにてあらかじめ設定した「撮影すべきリスト」を提示します。「作業前の損傷箇所」や「交換後の新品部品」など、ガイドに従って撮影するだけで、証跡として必要な写真が揃います。

これにより、担当者による撮影品質のバラつきをなくし、重要箇所の撮り漏れをシステム側で未然に防ぎます。


撮影リスト画面


3. 「印刷=保存完了」。自動保存による高い透明性と利便性の確保

見積書・作業指示書・納品書・受付票※といった重要帳票は、システム上で「印刷」ボタンを押した際に、自動で保存されます。

そのためPDF化して手動でクラウドへアップロードするといった手間は一切不要です。

業務の流れの中で自然に証跡が残るため、現場の負担を軽減しつつ高い透明性を実現します。

※近日リリース予定です。また対象帳票は順次拡充する予定です。




【『証跡管理サービス』 概要】

サービス名: 証跡管理サービス

提供開始日: 2026年1月16日(金)

提供価格:月額利用料 2,000円 / 1店舗

※当社のクラウドサービス『Maintenance.c』および『 Repair.c』のオプション機能です。

従量課金:月額50円 / 500枚あたり

※一定サイズ以上の画像は自動的にリサイズされます

※本従量課金はストレージ費用として、本サービスによって保存されている画像・証跡情報の総枚数に基づき算出されます。

初期導入費用:40,000円〜

※記載されている内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

※価格はすべて税別です。

 


【株式会社ブロードリーフについて】
ブロードリーフは、モビリティ産業におけるオンリーワンのプラットフォームカンパニーとして、SaaSのほか、マーケットプレイス型サービスを展開しています。また独自開発のクラウド共通基盤は高い拡張性を有することから、ブロードリーフのSaaSは進化を続けます。そしてさまざまなプレイヤーが集うデジタルビジネスプラットフォームへと変貌してまいります。
 
 




 

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