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BLパーツオーダーシステム 導入事例

成功事例

ロイヤルオートサービス様

近未来のアフターマーケット仕事術

社員一丸でITを活用し、作業効率や収益の向上へ

ロイヤルオートサービス(長野県松本市)は、車両販売を軸に車検や板金塗装(BP)などのサービス多角化を進めてきた。お客様に満足されているか、当店に来てよかったと思われているか―。全社員が自発的に顧客満足度を追求する。そんな現場の活動を支えるため、IT環境の整備と活用を進めている。

← 車販や車検で長野県を代表する企業に成長した

「SF.NS」の導入で顧客情報の一元化を推進

同社は1987年に中古車販売をメーンに設立。車販中心の事業から短時間車検、軽板金のFC(フランチャイズチェーン)にも参画し、経営基盤を拡大してきた。現在、松本市を中心に16店舗を有し、車販や車検台数で長野県を代表する企業に成長した。

現社長の中田忠章氏は銀行勤務を経て、2001年に入社。当時は短時間車検や軽板金の多店舗展開が本格化した時期。中田社長は各店舗の顧客情報が共有されていない事実に違和感を覚え、顧客情報の一元化に乗り出した。

自動車整備業向けシステムの「SF.NS」は自前のサーバーが不要であり、部品データも自動更新される。中田社長はこれらのメリットを評価し、顧客情報の一元化を目的に「SF.NS」を導入した。これに合わせて、光回線やVPNなどのITインフラも整備。いまでは、フロント業務支援パックのタブレット端末による業務支援ツール「CarpodTab」と自動車部品流通システム「BLパーツオーダーシステム(BLP)」も採用し、着実にCS向上につなげている。

 

ロイヤルオートサービス本社


「CarpodTab」で説得力と提案力を高める

社会的なタブレット端末やスマートフォンの台頭を見て、新たなITツールの採用を考えた。「時代の流れがペーパーレスに変化している」。手書きの伝票は顧客も見づらく、信憑性が低い。従来の電卓を叩きながらの提案手法ではなく、デジタル表示で金額を明示することで価格の説得力が上がる。目の前でタブレットを用いる新しい企業イメージを顧客の視覚に訴えたい。そうしたスタッフの提案力を高める狙いで「CarpodTab」を導入した。

「CarpodTab」では見積もりデータが「SF.NS」に反映され、転記の二度手間がなくなった。また、スタッフ自ら品番や価格を確認しながら提案できることで収益力も増した。結果、現時点で台あたりの車検粗利は導入前と比べて1,000円ほど向上。中田社長は「台単価は上昇したが、伸びしろはもっとある。使いこなせればさらに単価は向上する」と手ごたえをつかむ。今後は活用するための従業員教育に力を入れる考えだ。

現場主導で「BLP」導入見積もり時間は半減以上に

BP部門では「BLP」が活躍する。数多くの部品の品番と納期、価格をオンラインで確認できることで、BPの見積もり時間が大幅に短縮されている。実は「BLP」は現場主導によって導入した業務支援ツールだ。「BLP」の導入までは、3人のフロントスタッフが深夜までかけて見積もりを行っていた。BPの見積もりで時間を費やしていたのは部品の納期確認と発注業務。「BLP」により一連の作業が簡略化でき、地域部品商との電話やFAXでのやり取りがなくなった。スタッフの作業が「格段にスムーズになった」と、中田社長は顔をほころばせる。

「BK.NS」で一つひとつの部品を積み上げ、正しい価格の見積もり書を作り、「BLP」によりオンラインで部品発注を行う。現場が「BLP」を積極的に活用することで見積もり時間が半減する効果が得られた。さらに、発注業務の手間が省けたことで見積もりの人員を従来の3人から、いまでは2人での対応が可能となった。しかも残業はほとんどなくなった。現場の自発的な顧客満足追求をきっかけに導入したITツールはCSや収益の向上だけでなく、スタッフの有効活用にも貢献している。

 

「SF.NS」の導入に合わせてITインフラを構築した


[整備戦略 2017年1月号 掲載]


※導入事例の記載内容は、取材当時のものです。

ロイヤルオートサービス代表取締役社長
中田 忠章 氏

会社名:株式会社ロイヤルオートサービス
代表者:中田忠章代表取締役社長
所在地:長野県松本市庄内3-3-11
TEL.0263-24-1000
URL.http://royal-auto.jp

現場がやりやすい環境で
顧客が満足するサービス提供

-全社員参加によるボトムアップ経営を推進している
「私が社長に就任した2013年から、少しずつではあるが社員への権限委譲を進めている。一番大事なのは現場であり、売り上げが上がるのは現場しかない。そのためには現場がやりやすくなる環境を作ることで、お客様が満足するサービスの提供につながると考える」

-「フロント業務支援パック」の活用について
「期待を持って来店されたお客様にしっかり満足して帰ってもらう。スタッフは『ここに来てよかった』と思ってもらえるには、どう対応すればよいかしか考えていないはず。『フロント業務支援パック』はお客様の満足を考えるために現場スタッフが選んだシステム。より活用すればお客様とのコミュニケーションが円滑になり、接点が増えていくだろう」

-導入を検討する同業経営者に向けて
「これら『フロント業務支援パック』などのITツールには、使いこなせるかどうかという不安はあると思う。しかし、その障害を乗り越えた先には大きな収益がある。十分、投資は取り返せるので取り組んでみて欲しい」

 

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